火曜日, 8月 30, 2011

「民主・野田新代表 脱原発 議論素通り」(東京新聞 8/30)


今朝の東京新聞を転載している、「みんな楽しくHappy♡がいい♪」さんを転載します^^;

ちなみに朝日の今朝の社説(「野田新代表 先送りの政治から決別を」)も、原発に対してほぼ無言!(わずかにワンフレーズ、「原発事故対応、」のみ!)

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「国民不在の日本の政治」
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-758.html

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「民主・野田新代表 脱原発 議論素通り」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011083002000018.html

(写真:子どもと一緒に民主党代表選の映像を見る伊藤恵さん=29日、東京都葛飾区で)

民主党代表選の決選投票で「親小沢派」の海江田万里氏を破り、次期首相となる新代表に選ばれた野田佳彦氏。「ノーサイドにしましょう、もう」と党内融和を呼び掛けたが、代表選の舞台では原発を含むエネルギー政策について一言も発しなかった。菅直人首相が宣言した「脱原発依存」の行方はどうなるのか。震災復興は加速させられるか。有権者には不安と期待が交錯する。 

民主党代表選の論戦では、「脱原発依存」をめぐる議論は深まらず、子どもを抱える母親や新エネルギー産業の関係者からは、期待と失望が入り交じった声が聞かれた。

「どの候補が『脱原発』を推進してくれるのか」。二児の母の伊藤恵さん(41)は二十九日、東京都葛飾区の自宅で、期待を込めながら、五人の候補が演説する様子をテレビで見ていた。

しかし、原発存続の是非やエネルギー政策について自説を展開した候補はなく、「避けて通れない大事な問題なのに、どうして誰も触れないのか。不利になることを恐れているのだろうか」といぶかしんだ。

福島第一原発事故の後、高い放射線量が都内で計測されたとの情報を知って、放射線から子どもを守るための活動に取り組んできた。

新代表となった野田佳彦氏はこれまで、「新しい原発をつくることは困難」とする一方、現存する原発は「安全チェックして、再稼働できるものはしていく」としている。

「経済や財政問題を優先する人。原発問題では期待できないのでは」と話す伊藤さんは、こう注文をつけた。「原発を止めないと、安心して暮らせない。少なくとも、現在止まっている原発はそのままにしてほしい」

十八歳まで故郷の福島県いわき市で過ごし、今は千葉県内で夫(31)と娘(1つ)と暮らす主婦(26)は「脱原発依存は良いことだが、国民の関心を引くためにとりあえず出た話のように思える」と話した。

原発事故で、関東も放射能で汚染されていたことを知り「娘に影響が出たらと不安になった」。市民団体が開く勉強会などに参加するうちに知り合った専門家と、小さな勉強会も開いた。

主婦は「原発は次の世代に負の遺産を残す。新政権には、限りある資源を上手に使っていく社会をつくってほしい」と期待した。

仙台市で光の吸収に有機化合物を使う太陽電池の開発をしている「イデアルスター」の表研次・副社長(43)は「日本の新エネルギー技術を集めれば原発分の電気は作れる。発電コストはかかるかもしれないが、原発事故の処理費用などを考えればどっちもどっち」。

脱原発依存については「新首相次第。新エネルギー産業を復興、雇用対策の柱にしてほしい」と訴えた。

(東京新聞 2011年8月30日 朝刊)

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政治に期待はできない
国民一人ひとりが大きな声を挙げていかなくっちゃ
何にも変わらない

今まで以上に、そう思った。

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土曜日, 8月 27, 2011

号さんへのれす


前回日記の友人へのレスを、本文にものせておきますm(_)m

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号さん コメントありがとうです。
一昨日、ボイスに書いたんだけど、福井の市議長会で原発存続が可決されてしまった。
けど越前市とオバマ氏もとい小浜市は反対案を出したんです。

真っ先に号さんを思いましたよ。号さんが反対しているように思えて嬉しかった。
同時に、なんていうんすか、自治体のカラー? って、これだけ日本が画一化されてきてもまだあると思うんだけど、小浜ってこういう町なんだな、と敬意を持ちました。
こうした為政も全部、政治家なり議員が行うわけですが、やはりその人たちを選ぶのは、その土地の住民だもんね。

今回はいろんなことが複雑に起こっていて、原発や放射能被害の現状、原発や放射能がどんなものか、原発マネーの流れ(あまりに凄い)とか闇の部分、国や電力会社の原発政策や都合よい法整備、それと再生エネルギーについて・・といった辺りを知らないと、まともに考えることができなくて、かつ、マスコミ・学者が懐柔済み等で世間に周知されていなく感じてます。自分のあまりの無知に驚き自分を呪う・・といったことは、いまだに日々やみません。

上に書いたとおり、警察までが天下りでやられちゃってるので(署長クラスの人が電力会社やすべての原発に再就職している。原発反対者の不当逮捕などが起こります)、草の根的に情報や考えを広め、市民が声を上げないと何も変わらんと思ってます。政治の中枢はすっかり原発維持に戻っているし(言葉では「減」とか「縮」とか「脱原発依存」などと言ったとしても、期限を明示しなくては意味が無い)。ふつう、この被害状況で原発をやめないというのは、単純に言って考えられない。世界からは不審の目で見られているでしょう。

よく、「震災のことはみんな忘れてる、原発も放射能もマイペンライ」って聞くことがあって、ウッソー?という感じだったのですが、そうか、号さんまでが「隅のほうに」という感じなら、世の中は推して知るべしですね。
こう言う自分自身も、変わらない日常生活を送る自分に違和感を感じながら暮らしてますが、そういう「フツー」の中で意思表示するしかないのかな、と思っています。みんなが活動家になる必要は無いし、逆に、そうじゃないフツーの人が意思表示していかないと、どうにもならない。

もし日常の中で忘れそうな危機感を抱いたときは、ツイッターを見てみてください。僕がRTしたりしてる人たちをフォローすれば、日々、イヤでもいろんなことを知らされ、忘れるヒマが無いと思います(見るだけなら登録不要です)。
http://twitter.com/6kanotaka

長くなっちゃいました^^; まだ半年も経ってないというのに、今後、3/11以前の世の中に戻ることができないかと思うと、くやしくてたまりません。
震災・津波・原発、すべての被害者(僕らも含まれますが)の生活が、少しでも早く復旧するよう祈る日々です。



(さらに上のレスにいただいたコメントへのレスも転載)

ランさん コメントありがとうです。
全くです! いろんな側面で戦時と共通するなぁと思うことが多いですよ。
今後、原発政権(現状避けられず)~大連立となれば、大政翼賛会・大本営、といった状況が浮かびます。。

僕らのような一介の市民が・・というと、デモに行くとか署名や原発自治体に抗議するとかあると思いますが、地道に身の回りに情報を広めて、声をあげる人を増やすのが大事じゃないかと思ってます。

今回、マスコミや学者の懐柔で正しい情報が周知されてないし、タレントも文化人も黙っているから、世論も高まってないよね? SMAPあたりが「脱原発!」とか言ってくれれば、一気に世論が流れるんだろうけど。
それに、原発を云々すること自体、「アブナイ」って雰囲気すらあるよね?。。若い世代にもそれを感じることがありますよ。アブナイのは原発だよ!ってw 若い人たちには、いちばん関心を持ってほしい。

そんなわけで、原発・放射能の危険性や現状被害、原発マネーの流れ、国の政策や背景、再生エネの可能性、、といった情報が まだまだ歪められたり伝わってなかったり。草の根的に周囲に広めて、意思表示をする人を増やすことが大事では、と思ってます。

しかし今回ほど知識や情報が大事と思ったことはなくて。積極的にネット見るようになったのは6月頃からなんだけど、最初から調べとけば、もろもろ誤った認識を持たずに済んだな、と悔やんでいます。

こないだ山下俊一が「許容量は、年100msvじゃなくて、10msvの間違いでした」って言って、福島のお母さんたちがほんとにかわいそうだった。あれも自分で調べて情報を持っていた人は対応が違ったと思うんです。だって、ウクライナ基準じゃ、年1msvで疎開権発生(俺も含まれるな)、5msvで強制疎開だからね。

ランさんはいろんな情報を収集されているのが分かるけど、俺が参考にしてるサイトをいくつかあげておきます(ご存知のものが少なくないでしょう)。ネット上にはヘンなサイトも多いので注意しないとアカンですが。

みんな楽しくHappyがいい(書き起こしがメイン。熱意に頭が下がります)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/

ざまあみやがれい(こちらも精力的な書き起こしサイト)
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/

小出裕章まとめ
http://hiroakikoide.wordpress.com/

武田邦彦
http://takedanet.com/

エコレゾウェブ(小林武史さんのサイト)
http://www.eco-reso.jp/

院長の独り言
http://onodekita.sblo.jp/

鬼蜘蛛おばさんの疑問箱Part.2
http://onigumo.cocolog-nifty.com/blog/

EX-SKF-JP
http://ex-skf-jp.blogspot.com/

中田潤(とても激しいですが、もっとも忌憚無く発言してる人かと)
http://keibadameningen.cocolog-nifty.com/


長くなっちゃった^^;
ではでは。がんばりましょー☆

火曜日, 8月 23, 2011

せんぱいの日記





マイミクさんでもある僕の大学の先輩が、ご実家近くの浜岡原発について日記を書かれている。(タイトルで、甘酸っぱい想像した方、すんませんm(_)m)

「浜岡原発で想ったこと」
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1763116798&owner_id=15984230

たしか広告関係のお仕事をされているはずで、発言には相応の勇気がいったかもしれない。特に守るものがあるわけでもない僕などとは、立場も違うかもしれない。

僕の身の回りでは、原発を話題にする人が非常に少ない。分かりきったことを一々言いたくないのか、言ってもムダと思っているのか、原発維持派なのか、無関心なのかは分からない。彼の日記を読んで、泣き出しそうに嬉しいものを感じた。

日々、いまだに拡がりつづける痛ましい被害、変わらない危機的な状況を知るだけで、原発は即停止すべきものとまず思うが、今回は政治家・官僚や経済界にとどまらず、マスコミ(タレント・文化人含む)も、一部の学者も警察も、懐柔されているから手に負えない。

頼れる大きな組織は皆無だろうと思う。

けども、(原発をやめると経済が困る、というネガティブキャンペーンも広まり過ぎているし)脱原発を願う人が実際どれだけいるのか分からないけども、潜在的に少なくはないだろうその人びとが、声をあげて意思表示をするとしたら、事態を変えられるのではないかと思う。(…と言ったら単純すぎますか?なんて言わない。)

先日つぶやきましたが、第五福竜丸後の反核運動で3千万の署名が集まった。そのような動きがあれば、泊原発の営業再開は阻止できたのではないか。

活動家でも専門家でもない、特に詳しいわけでもない、フツーの(僕のような)人たちが、フツーの生活を送る中で、TVばかりを鵜呑みにせず、自分なりに調べ考え、声を上げるとしたら、大きなうねりを生み出せると思う。安心な暮らしを、未来に取り戻すために。

逆に言うと、今回、それ以外の方法はないだろう。


・・もうひとつ。
脱原発など言っているから被災地救援が遅れる、と言う人がいる。

議論より救済を優先すべきは当然。だが、その論法は逆だろう。原発事故の途轍もない被害のおかげで、被災地救援までが遅れるのだ。

月曜日, 8月 22, 2011

いしはらさんとかねこくん





土曜の昼下がり、南インド料理店ガネーシュさんにてランチが終わりお客が絶え、店主石原さんとしばし話す。
http://www.ganesh.gr.jp/restaurant/

劇団でもフォローさせてもらっている、被災地の子どもに文具を送る活動、まとまったので送りました、とのこと。山田さんからメールが届きましたと。
http://www.40carat.com/support/index.html
http://ektis.exblog.jp/15274485/

支援をしたかったので、嬉しいです、と言われる。

石原さんは、鎌仲ひとみさんの映画「ミツバチの羽音と地球の回転」の、自主上映をサポートされてたりするのだが、放射能被害は料理店ガネーシュさんへも大きく打撃を与えているそうだ。

いつものようにチキンカリーをいただく僕に、「かのまたさんはチキンとか心配ないですか?」と聞かれる。返答にへどもどするのを誤魔化し、むだに饒舌になってしまう。

ちなみに↓はよく知られた、福島の「農家の婿のブログ」。苦渋に満ち満ちた言葉群が、非常につらい。ご一読ください。

「ふくしま新発売。笑わせるな」
http://ameblo.jp/noukanomuko/day-20110820.html

自分も当初同様だったが、つい「支援」というものを、はき違えてしまう。
このような産地はもちろん、ガネーシュさんのような飲食店をふくめ食材をあつかうお店も、僕らのような「食べる人」も、みな、つらい立場に置かれている。

現実に対して、目を閉ざすことこそが、風評被害を生む。

石原さんは疎開の問題でも大きく苦しんでいた。彼女は、子どもたちの母親でもあるのだ。

原発が、人びとを分断する。
苦しみが倍増する。

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土曜の夜に日ノ出町にて、大昔の塾講師時代の生徒、金子くんと久々に呑む。出会った頃、イガグリ頭の小5だった彼も、いまや立派なアラサーのオッサンである^^

僕同様に音楽好きの彼だが、、今は「少女時代」にハマっていた。

そんなこともきっかけで、地元の友人の人種差別主義者たちと離反してます、と言う。

彼がそんな風に育っていて、嬉しく思った。
僕も、人種差別主義者と、ニコニコ笑いながら、その話には触れないようにしながら、付き合いを続けるなんていうことは、できない。

Youtube見てください!と激しくすすめられた少女時代の「GENIE」。僕の代替PCの低スペックのせいで動画はコマ送り状態。。おかげで、「すごいっす!」と言われたダンスが、いま一つ伝わってこなかったのが残念である。

火曜日, 8月 16, 2011

じょん・らいどん





このオッサンの姿を、ほぼ30年ぶりに再確認。
(初来日のとき、すでにオッサンぽかった。)

もう、55?

本国では、ジャングルのサバイバル番組^^;に出演して、お笑いめいた扱いになってるとも聞くが、年とってカリスマを保とうと韜晦を気取る風な人より、そんなんの方がずっと存在がリアルだ。

こうした音楽を聞いていなかった自分があるとしたら、全く自分は別人になっているであろう。

過去の曲は、かなり当時の質感を保って演奏。これは再生産というより、昔の自分らの試行錯誤が現在に通用するものか、試している作業のように聞こえた。

ピストルズ再結成など、茶化したパフォーマンスを続けていた印象のライドンだが、ここにクリエイティビティがあるかどうか、というと、あるのではないでしょうかねー^^

子どもはオッサンになったが、相変わらず何やらイタダクこととなった。


http://p.tl/kTPt