水曜日, 7月 06, 2005

Re: Not4Seasons

(以下,友人に出したメールを転載)
うい〜〜す おげんきですか〜〜

こないだフィッシュマンズのベスト2種(空中と宇宙)、借りてみたんだけど何となくイマイチだったかな。。初期の曲にはチョット・・というもんもあったし。
やっぱロングシーズンがキワメツケだよなあ・・ということで先程お送りしました。図書館から借りてMP3化しました。モト曲は「宇宙、世田谷・・」か「空中キャンプ」に入ってる「Season」です。

40カラットでもおなじみのHONZIさんのヴァイオリンが大きくフィーチャーされてます。この頃は、エンジニアのZAKという人の手腕も大きかったみたい。このアルバムはなんつーか、人生のある断面や、ある見方を、すべて残さず切り取ってるな・・と感じることもあるよ。

こないだウチの映らないテレビを久しぶりにつけてみたらキヨシローが出ていたんだけど、最後にフィッシュマンズの亡くなったヴォーカリストの佐藤が書いた曲を歌っていた(たしか「仕草」という曲)。
戸田誠司のカヴァーで「スローバラード」のよさを再認識してRCのアルバムをamazonで探していた時、レヴューでフィッシュマンズに触れてる人がいて、ああ、そういう影響関係があるのね〜とハッとした。佐藤のあの独特な歌い方。
このカヴァーは佐藤の生前に実現したのかどうか分からんけど、だったら嬉しかっただろうね。

RCは、そうそう、あの「トランジスタラジオ」も、そういやイイ曲だよな〜と1年前くらいにしみじみ感じていた(笑)。なんつーか、歌に実感こもってるというかさ。歌が生まれる時の気持ちが分かるというか、聞いててその気持ちと通じる、というかさ。まー、最近はコピーライターが書いたような歌詞が多すぎるからよー、一見若者の代弁者のようなツラをして。。もう、詞とかじゃなくて、マーケティングよ。

中1の時、ラジオでRCのスタジオライヴをやっていて,友人の岡村とその話題で盛り上がり、キヨシローの面白いMCをマネしたりしていた(^^) 雲竜ホール。雲竜ホール。名字が聞き取れなくて「イノー・キヨシロウです」と言っていた。岡村とはハタチの時以来会っていないが、元気でやっているのかな。。

火曜日, 7月 05, 2005

ひゅーまんノねいちゃー

仕事場では一日中J-WAVEがかかっているんだけど、席のとなりにラジオがあるから、よく聞こえる(右スピーカーは遠いところにあるから、音のバランスはいい加減)。一日中ヘビーローテーションばかり何度も何度もオンエアされ、面白い曲はまるでかからず、ウンザリ&ゲンナリしていた(それでも聞いて買ったCDが結構あるが(^^;)。
それが、今春の番組改編で異常に選曲の幅が広がった。ヘビロテがだいぶ減り、企画も面白いしゲストもなかなか。今までは仕事中は、4000曲入れてる会社のiTunesを聞いたりしてたのが、ラジオから耳を離せなくなったりしてる(笑)。昼間からフツーにアイラーの「Music is the healing force...」がかかったり、CANが唐突にかかったり。こないだはゲストに原一男(「ゆきゆきて、神軍」の監督)が出たりしていた。夜になると結構社会的なハードコアな企画も目立つ。

そんな改編が入る少し前、DAVID MEADという人の「HUMAN NATURE」という曲がよくかかっていた。なかなかイイんじゃん?と思っていたら、しばらくして、元シンバルズの土岐さんという女性がカヴァーしていた。「あーやはりここら辺の人は抜け目ないネ」と思ったら、今度はマイケル・ジャクソンが歌っているのを聞いた。「え?何?最近出たベスト盤収録の新曲ってコレか?」と調べてみたら、なんとこの曲はスリラーに収録されていた。てっきりマイケルがカヴァーしてると思ったら逆だった。

作者はジョン・ベティス&スティーヴ・ポーカロ。ポーカロ。。トトの兄弟の片方だ。ジョン・ベティスって誰だっけ。。おお、Yesterday Once Moreとかソーソーたる作詞者なのね。。
http://takamatsu.cool.ne.jp/divamania/newsonglist52/johnbettis.htm

「洋楽」聞きはじめの中学生の頃、マイケルの「オフ・ザ・ウォール」がとても好きだった。オンタイムにラジオでエアチェックし、その後、友人の広中からLPを借りてテープに落としていた。大学時代、旧部室棟取り壊しの時に、このアルバムをゴミの中から拾って今も持っている(はずだ)。
そんな感じだったんだけど、次作スリラーが出た時はやはりあまりに派手な印象だったし、ヒット曲も特別好きではなかったから、アルバムを聞こうとは思えなかったんだよね。ああ、今から聞いてみようかな。「ビリー・ジーン」の歌詞ってどんな意味なんだろうか。

そんなマイケルは無罪になったが、「無罪は無実ではない」とよく耳にする。裁判にかかった費用は膨大で、家計はピンチらしい。
ああ、なんでこうなっちゃったのかなマイケル。オフ・ザ・ウォールのまま純粋に音楽を追求して、あんなアルバムを他にもたくさん出してくれる道は無かったのかい。

・・・って他のアルバム聞いてないけどサ・・