木曜日, 7月 07, 2011
月曜日, 7月 04, 2011
せんぷうき
今朝のテレビニュースで、被災地の熱中症対策を報じていた。
福島の小学校では、放射能のため暑くても窓が開けられず、教室内は32度になっていた。
子どもが倒れないように、学校ではさまざま工夫をこらしているようだ。
「ほんとはダメなんだけど、気分悪くなりそうなときは、先生に断わって水を飲んでねー」と先生。いいよ、断わり無しで飲んで!と画面にツッコム^^
寄付により教室に2台ずつ扇風機が付いた。
「強にするよー」という先生の声に、大喜びをする子どもたちを見て、涙が出てきた。
かたや、先日の東電株主総会。岩上安見さんが実況ツイートをまとめている。http://togetter.com/li/155198
株主:
「報告書では22年度の役員報酬は7億、もらった金は返さないのか。」
「役員報酬の全額を補償にあてるべき。甘い認識を世間からも政府からも批判され、返還を決めたはず。なのに、報告書19頁にあるとおり、取締役24名総額7億2千3百万円、9名、1億4千100万円、すでに支払われている。なぜなのか? 役員一人一人、いくらもらったか明らかにせよ。」
東電:
「役員個人の報酬開示はしない。もらった金を返すかどうかは個人の問題。」
「役員個々の報酬額を明らかにする必要はない。」
(一部、返還に応じたそうだが)
この言葉を発する感覚が、自分の頭をどう引っくり返してみても理解できない。
上の子どもたちの被害とか、住むところを追われる、町や共同体が失われ、人びとが離散する、くらしの手だてを奪われる、ということを、つまり、自分たちが他の多くの人たちの基本的人権を著しく侵害しているということを、どう捉えているのか。被害を自分のこととして考えてみたことがあるのか?
どちらが加害者でどちらが被害者だか分からない。
株主総会ではとにかく改変を拒否し、旧態を維持しようとする文言で貫かれた。