火曜日, 6月 03, 2014

美里さんからのめーる

級友。今は4人の子の母。美里さんからのメールを許可をいただき転載します。

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ほんと、いいですね、野菜主体の食事。また是非。

さて、我らが集った翌日義父の米寿祝いをしました。
温厚で好々爺の印象の強い義父なんだけど、宴の最後に珍しく反戦、平和希求について熱弁ふるいました。

昭和2年生まれの義父は、戦時中陸軍少年兵として軍に所属。
軍隊組織の愚劣さ、戦争の愚かさ、残酷さを身を持って体験した。だからって、そんなことを日頃、全く語ることないんだけどね。

敗戦時は、解散準備、証拠隠滅、兵器隠蔽工作のため、終戦後も3カ月軍に所属。
兵器を焼却したり、土に埋めたり、戦車を水没させたり・・というくだらない作業に従事させられ、そののちやっと解散、帰郷。

その折、広島駅にて停車。原子爆弾という名前も当時は知らず、ホームから焼け爛れた道路のみが残る市街地の向こうに、澄んだ瀬戸内海が見えたのを今でも覚えているとのこと。

戦争は人殺し。そんなことは、知性や理性、感性があってはできない。だから戦争させるには民を無能、無知性なバカにし、気狂いにさせる必要がある。

愚かな戦争を絶対に繰り返してはいけない、ということについて、粛々と滔々と淡々と語ってた。

決して口角泡を飛ばすわけではないのに、体験に基づいて語られる歴史には気迫があり、孫ら(うちの子ら)も傾聴してた。

なぜ今になって・・と思う時、やはり、父も今のこの状況に危機感を感じてるのだと思った。

安倍は一体何をしたいのだ?何か得することでもあるのか?それとも本物のバカなのか?

あぶねー。あぶねー。・・というキヨシローの声が聞こえる。

おっと、こんなこと言ってると私も破門?

また近いうち会いましょう。是非!

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