金曜日, 9月 02, 2011

re: 急性白血病

各紙で報じられた、福1作業員の方が急性白血病で亡くなられたニュース:

「福島第1原発作業員の白血病死、作業とは関係なし-東電」(ウォール・ストリート・ジャーナル 日本版 2011/8/31)
http://jp.wsj.com/japanrealtime/2011/08/31/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%AC%AC1%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E5%93%A1%E3%81%AE%E7%99%BD%E8%A1%80%E7%97%85%E6%AD%BB%E3%80%81%E4%BD%9C%E6%A5%AD%E3%81%A8%E3%81%AF%E9%96%A2%E4%BF%82%E3%81%AA%E3%81%97/

ぼくと同じくらいの年齢のかたのよう。大変に痛ましく、謹んでご冥福をお祈りします。
東海村のJCO臨界事故で亡くなられた、大内さんたちのことを思い出してしまう。


しかし、

・作業前の健康診断で問題が無く、
・作業をしていて急性白血病で亡くなられた。

こんなケースで、「原発作業との因果関係は無い」と即座に言い切れる道理が、常識では理解できんと思ってしまうのは、ぼくのアタマが足りないからでしょうか? 「因果関係については不明。詳細を調査します」がフツーではないのか?


下記は3/31のニュース:

「20キロ圏に数百~千の遺体か 「死亡後に被ばくの疑い」」(47ニュース 2011/03/31)
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011033101000278.html

今回の件(これは隠蔽と言う他ない気がしますが)をみてしまうと、この報道の件も、「死亡後の被曝」ではなくて、急性被曝死であった可能性は無いのだろうか?・・と、つい、かんぐってしまう。

その後、ご遺体は、どのように扱われたのだろうか?


以前もつぶやきましたけど、原発マネーは警察にも流れていて、署長クラスが、電力会社やすべての原発施設に天下っていて。

原発・電力会社と警察との関係については、正直、あまり知りたくない、信じたくない、考えたくないことも伝わってきますし。
産官学にマスコミも警察も含めた、日本をすっぽり覆うような組織ぐるみの隠蔽etc.なんて、おそろしすぎて、知らずに人生を送りたい気もします。しかし少なくとも、大きな被害をこうむった人たちのことを考えれば、知ろうともせずに済ますわけには、いかんだろうなと感じています。


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福島第1原発作業員の白血病死、作業とは関係なし-東電(ウォール・ストリート・ジャーナル 日本版 2011/8/31)

東京電力は30日、同社の福島第1原子力発電所で短期間働いていた40歳台の作業員が急性白血病で亡くなったと発表した。痛ましいことである。だが、このことによって改めて原発作業員の安全への懸念が高まった。

しかし、問題山積の原発を運営する問題山積の東電は、原発での作業と作業員の死に因果関係はないとしている。

この作業員は元請け会社から8月初旬に約1週間、福島第1原発に派遣された。氏名は明らかにされていない。

東電広報部の川又浩生氏は、元請け会社から提出された医師の診断書からすると、作業員が2、3週間前の作業で受けた被ばくによって急性白血病を発症したとは医学的に考えられない、という。作業員の死因について、これ以上の詳細は聞くことができなかった。

作業員は、福島第1を離れた後で体調を崩し医師の診察を受けた。東電は8月16日に元請会社から死亡の報告を受けた。元請け会社が提出していた福島第1で働き始める以前に行われた健康診断では、健康の問題は全くなかった。

作業員は原発で0.5ミリシーベルトの放射線を外部被ばくしたが、内部被ばくは全くなかった。米原子力規制委員会によると旧ソ連のチェルノブイリ原発で被ばくし急性白血病を発症した134人の作業員は800~1万6000ミリシーベルトを浴びており、それに比べると、はるかに少ない。チェルノブイリでは28人の作業員が被ばくによって3カ月以内に死亡した。

福島第1で、この作業員が携わっていたのは、現場の作業員の休憩所のドアを開閉し休憩所内の放射線の侵入を増やさないようにするといった作業だった。作業員は規定通り防護服とマスクも付けていたという。ただ川又氏は、この作業員が建物の内側にいたのか外にいたのかは把握していないと答えた。

東電が集計した最も新しい5月のデータによると、2553人前後の作業員の被ばく量は内部被ばくも含めて10ミリシーベルト以下だった。平均は3.1ミリシーベルト。厚生労働省は3月、福島第1で働く作業員に限って被ばく限度量を年250ミリシーベルトに引き上げている。これまでに、少なくとも6人の作業員がこの上限を超えて被ばくしたことが明らかになっている。

記者:Yoree Koh

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20キロ圏に数百~千の遺体か 「死亡後に被ばくの疑い」(47ニュース 2011/03/31)

福島第1原発事故で、政府が避難指示を出している原発から約20キロの圏内に、東日本大震災で亡くなった人の遺体が数百~千体あると推定されることが31日、警察当局への取材で分かった。27日には、原発から約5キロの福島県大熊町で見つかった遺体から高い放射線量を測定しており、警察関係者は「死亡後に放射性物質を浴びて被ばくした遺体もある」と指摘。警察当局は警察官が二次被ばくせずに遺体を収容する方法などの検討を始めた。当初は20キロ圏外に遺体を移して検視することも念頭に置いていたが、見直しを迫られそうだ。

警察当局によると、高線量の放射線を浴びた遺体を収容する際、作業する部隊の隊員が二次被ばくする可能性がある。収容先となる遺体安置所などでも検視する警察官や医師、訪問する遺族らに被ばくの恐れが生じる。

遺体は最終的に遺族か各市町村に引き渡すことになるが、火葬すると放射性物質を含んだ煙が拡散する恐れがあり、土葬の場合も土中や周辺に広がる状況が懸念される。

警察当局は現場での除染や検視も検討しているが、関係者は「時間が経過して遺体が傷んでいるケースは、洗うことでさらに損傷が激しくなり問題だ」と指摘している。

身元確認のため、遺体から爪だけを採取してDNA鑑定する方法もあるが、爪も除染する必要があり、かなりの手間と時間がかかるという。

27日に、大熊町で見つかった遺体は、除染が必要な基準の一つである10万cpm(cpmは放射線量の単位)まで計ることができる測量計の針が、振り切れる状態だったという。このため福島県警の部隊は遺体の収容を断念している。

(2011/03/31 14:02 共同通信)